花びらが　落ちていく

私が　落ちていく

君でもそんな顔で　笑うんだね

花びらが　踊っていた

面影が　離れない

私じゃない　私だけに

聞き慣れた声に　自然と歩幅を　合わせていく

隣歩くこと　当たり前になってた

いつも笑いかける　優しい瞳が

私のこと　惑わせる

遥か彼方　遠い未来でも　そうあって

欲しかった

君に引き寄せられた手が

振り解けずに　胸の奥に

そっと　吸い込まれていく

何度、何を願っても　私は無力で

全て夢であれば　そう思った

遠い未来の　淡い夢の中

君の声だけが　遠くに響いてる

君はいつか知る　どうしようもない世界

花はいつか散る　ねぇ　その時までそばに居て

君の顔いいものが見れたよ

残したことはもう、無い

さよならはもう言い疲れたよ

会えることはもう、無い

それじゃまたね、永遠の別れだ

できることはもう、無い

最後だね　貰ったその言葉だけを

抱きしめながら私は

落ちる